有限会社 ファルマ・プラン
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TOP > くらしとくすり(.2011 5月 No103)
 
表紙
ヒナゲシ(生薬名 レイシュンカ)
欧州中部の原産で、ケシ科の一年草。日本には、江戸時代に渡来したとされる。欧州では生薬として、うがい薬や咳止めのシロップに使われているが、日本ではほとんど使われていない。ケシやオニゲシに比べると華奢な感じである。

「よく眠れない!」不眠を訴える人が増えています。
睡眠の最大の目的は、体と脳の疲れをとり、快適な毎日を送ることにあります。

不眠のタイプは、4つに別けられます。
 入眠困難………なかなか寝付けない
 中途覚醒………夜中何度も目が覚める
 早朝覚醒………朝、非常に早く目が覚める
 熟眠障害………熟眠感が得られない


これらの症状は同時に複数現れることもあり、日中に眠気・注意力散漫・疲れなどを起こす病態が不眠症です。

不眠症を引き起こす要因として
・24時間社会となり、生活が不規則になり、睡眠リズムの乱れが起こる
・複雑な現代社会となり、心理的ストレスが生じる
・覚醒作用のある飲食物(コーヒー・紅茶・緑茶・栄養ドリンクなど)の摂取・喫煙
・様々な病気*
などが、あげられます。
*不眠症を引き起こす病気の代表として下記のような病気があります。
 病気の治療が大切となります。
 睡眠時無呼吸症候群………夜中睡眠中に何度も呼吸が止まる病態
 むずむず脚症候群………足に虫が這うような不快感が起こり、じっとしてるのがつらい病態

生活習慣を見直すことで、不眠症が改善することがあります。
・規則正しい3度の食事を摂る
・寝る前3時間は刺激物を摂らない
・メリハリのある生活を送る(日中は活動的に、夜はのんびりと)
・就寝時問にはこだわらず、毎日同じ時間に起床する
・朝起きたら太陽の光をしっかり浴びる
・昼寝は午後3時までに30分以内とする


それでも眠れない時は睡眠薬を上手に使いましょう!
 医師に相談して、自分に合った睡眠薬を処方してもらいます。
 現在、医療機関で処方される主な睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系と呼ばれる薬で、安全性が高く・依存性が低いお薬です。

睡眠薬の副作用について
持ち越し効果………起きた後も眠気が残る
記憶障害………記憶が抜け落ちる・寝ぼける
筋肉の弛緩………夜中トイレに起きた時にふらつく
などです。このような症状がある時は薬の種類を変えたり、服用量の調節が必要です。医師に相談してください。

寝酒について
 アルコールには催眠効果があり、飲んだ直後は眠くなりますが、睡眠の後半は眠りが浅くなり早く覚醒します。酒量も増えやすく、依存性も高くなります。また、アルコールと睡眠薬を一緒に服用すると、薬の作用が強く出て副作用が起きますので絶対に避けましょう。
 子供や若者は体を作る意味もあり、深い睡眠が必要です。しかし、中高年になると、体がすっかり出来上がっているので、自然の成り行きで、睡眠の後半は眠りが浅くなります。「年をとったから、早く床に入り、長く睡眠時問をとったほうがよい。」と考えがちですが、日中に眠気や疲れが出なければちょうどよい眠りと考えましょう。


 

 らっきょうは「畑の薬」とも呼ばれ、健康の維持・疲労回復に優れた効果を発揮します。
ユリ科の植物で、にんにく・にら・ねぎ・玉ねぎの仲間です。
 これらの野菜には、イオウを含む化合物(含硫化合物)が豊富に含まれていて、刺激のある香りのもとであり、体の生理機能を活性化させます。
 らっきょうに含まれる硫化アリルというイオウ成分は、血栓を溶かしたり、血液の循環を促進させる働きがあり、また、ビタミンB1の吸収を助ロます。ビタミンB1は、糖質をエネルギーに変えるために欠かせないビタミンです。豚肉・青魚・大豆製品などビタミンB1が多く含まれている食材と、これらの野菜をいっしょに摂ることにより、効率よくビタミンBlを頓服し、疲労回復につながります。
 らっきょうが出回るのは5〜6月の梅雨の時期のみ。江戸時代は煮物などでも食べられていましたが、現在は甘酢漬けなどの漬物が一般的です。酢漬けにした時の酸っぱさと独特な風味は食欲増進効果もあります。ご飯のお供に是非食べ続けたい食品です。

 
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