有限会社 ファルマ・プラン
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TOP > くらしとくすり(2015 5月 No127)
 
表紙

お茶の畑
 日本茶は、茶葉を蒸すことで酵素の働きをおさえ、全く発酵させないので、美しい緑色に仕上がります。

 



 現在繁用されている漢方薬は、種々の生薬を特定の組み合わせで調合して、煎じた液を顆粒状あるいは細粒にしたエキス製剤です。エキス剤は、品質が安定であり、簡便という利点があります。

<「漢方薬は、長く飲まないと効き目がでない?」>
 漢方薬によって効き目の現れ方が違います。速効性のある漢方薬(五苓散、芍薬甘草湯など)で体質や症状にあっていれば飲んで10〜30分で効果が現れます。一般的な漢方薬は、飲みはじめて1〜2週間で、特に長く飲み続けるタイプの漢方薬でも2〜4週間で効果が現れます。1ヶ月ほど飲んでも効果が実感できないときは、かかりつけの先生に相談してください。  

<「漢方薬は、副作用がない?」>
 漢方薬は、自然の生薬から作られるため安全だというイメージがありますが、薬効はあるのに副作用はないという都合のいい物質はありません。漢方薬にも副作用はあります。漢方薬を飲みはじめてから胃部不快感・下痢・咳・むくみ・動悸などの変化を感じたらすぐに相談してください。 

<「漢方薬は、いつ飲む?」>
 通常、食間(食事のあと2時間ほど経過した空腹時)または食前(食事のおよそ30分前まで)にぬるま湯で飲むことが望ましいとされています。体内への吸収が食材と似ているので、食事の影響を受けやすいためです。また、決められた量を一定期間飲み続けることが大切です。度々飲み忘れるようであれば、食後でも効果が全く失われるわけではないので、食後に飲んでください。詳しくは、薬剤師にご相談ください。 

<「飲み方を工夫してみる」>
 口が渇いていると顆粒が口腔内に貼り付いたようになってしまうことがあります。飲む前に水やお湯で口を潤すだけでも飲みやすくなります。それでも口の中に顆粒が残ってしまう時は、200ml程度の湯に溶いて飲んでください。 においや苦味を感じるのも効果のうちですが、どうしても飲みにくい時は、オブラートに包むか、ココアなどの味のしっかりした飲み物に混ぜると飲みやすくなります。服薬補助ゼリーや市販のゼリーを利用しても飲みやすくなります。

 日本人はいつから納豆を食べ始めたのでしょうか?これはいまだに歴史の謎です。納豆の発祥には諸説もありますが、煮豆とワラの出会いがきっかけだと考えられています。納豆を作るのに欠かせない煮豆菌は空気中や枯れ草、ワラなど、身近なところにたくさんいます。納豆菌には暖かく湿ったところを好む性質があります。
 納豆菌を煮豆にかけて人肌くらいに温めると、納豆菌はどんどん増え、ネバネバや香りの素となる成分を作り出し、煮豆が納豆に変わるのです。その時に、アミノ酸など旨み成分や、ビタミンK2といった煮豆にはない栄養も作り出します。納豆の表面は白色の膜で覆われています。この膜の中に納豆菌がたくさんいるのです。微生物の力を借りて人の役に立つものを作ることを発酵といいます。酒、食酢、しょうゆ、みそ、ヨーグルトなども発酵食品の仲間です。
 納豆は薬と相性が悪い場合があるので注意が必要です。血栓症などに使うワーファリンを服用中の方は、薬の作用が弱くなってしまいますので納豆を食べないようにして下さい。納豆自体が血栓を作るわけではありません。むしろ、納豆に含まれるナットウキナーゼという酵素は、血栓を溶かす作用を持ちます。血栓ができやすい時間帯は、睡眠後6〜8時間とされており、夕食に納豆を食べると良いと言われています。
 余談ですが、福島県民は納豆消費金額でトップ争いをしています。納豆といえば『水戸』が有名ですが、福島県民の納豆好きは負けていないそうですよ。
 
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