有限会社 ファルマ・プラン
ぷらんたん薬局 〒960-8141 福島県福島市渡利字沼ノ町45 
TEL 024-523-1628 / FAX 024-523-1629 
E-mail : m-otuka@purantan.net 
printemps pharmacy
くらしとくすり 最新号
わたり店
ささや店
iino店
くらしとくすり
取扱商品情報
インフォメーション
投書箱
実習案内
採用情報
会社情報
リンク
トップページ
個人情報の取扱い
サイトマップ
TOP > くらしとくすり(2016年9月 No134)
2016.9月 No.134
 
表紙

イネ
イネ
 イネの籾がらを取った玄米を糠米といい、その滋養清涼作用から、口渇、空咳、疲労、腹痛など対する漢方薬に使われます。 麦門冬湯、白虎加参湯などに含まれています。

 

Q.血栓をつくりにくくする薬を飲んでいる時は、納豆を食べてはいけないのですか。

A.心筋梗塞や脳卒中の発症をふせぐために抗血栓薬の服用は重要です。抗血小板薬と抗凝固薬があり、近年多種類の薬が使われています。そのうち、ワーファリンを飲んでいる場合には、たとえ少量でも納豆を食べていはいけません。他の抗血栓薬は納豆を食べても大丈夫です。
 ワーファリンの場合、問題になるのは、ビタミンKという栄養素です。ビタミンKを多く含む食品を大量にとると、血液を固めにくくする作用が妨げられ血栓ができやすくなり危険です。なかでも納豆は、ビタミンKを多く含み、さらに納豆菌が腸内で大量のビタミンKをつくりだしてしまうのです。また、ビタミンKを多く含む野菜を一度にたくさん食べたり、食べ過ぎを何日も続けたりするのも注意しましょう。ワーファリンをのんでいるかたは、青汁にも注意が必要です。あしたば、クロレラ、緑茶など、ビタミンKを多く含むものが材料になっています。生の野菜ジュースもビタミンKが豊富にふくまれています。
  一方で、ワーファリン以外の抗血栓薬の、バイアスピリン、クロピドグレル硫酸塩、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾール、リマプロストアルファデクス、プラザキサ、エリキュース、イグザレルトなどは、納豆を食べても問題はありません。ワーファリンとは薬の効くしくみが異なり、ビタミンKの影響をうけないのです。一口に血栓をつくりにくくする薬といっても、注意事項にちがいがあります。自分の飲んでいる薬がどうなのかは、薬の情報提供所の記載で確認し、詳しくはやくざいしにご質問ください。
 自分の薬は、自分用の特注品です。薬についての疑問は、お薬手帳の記録をもとに薬剤師にご相談ください。

台所は薬の宝庫 セロリ

 ”セロリ”と聞くだけで思いおこさせる独特の香りと、食べたときのさわやかさが魅力の野菜です。ビタミン・ミネラルを豊富に含むセロリには、コレステロール値を下げ、血圧を安定させ、神経の働きを整える栄養素が含まれていて、脂質異常症や高血圧症、ストレスによるイライラ、不安、不眠の改善に適した食材です。
 中国では、「台所の薬」と呼び、古くから薬用としての強壮・強精に用いられ、しだいに常食されるようになったようです。
 セロリの特徴ある香りは、方向性健胃剤として、消化を助け、食欲を増進させます。また、食物繊維が豊富で、整腸作用があり、便秘に効果的です。セロリには、女性ホルモンの分泌をさかんにする作用があり、生理不順、不正出血、冷え、しもやけなどの防止に有用です。

 
▲TOP
2016.5月 No.133
カラスビシャク/健康食品について/ニラ  
2016.3月 No.132
コブシ/花粉症を予防する/ふき(蕗)  
2016.1月 No.131
クマザサ/運動をして 健康寿命をのばそう/昆布  
2015.11月 No.130
カリン/目薬のじょうずなつけ方/小豆  
2015.9月 No.129
アケビ/糖質と上手に付き合おう/干ししいたけ  
2015.7月 No.128
キキョウ(桔梗)/こわい歯周病/きゅうり  
2015.5月 No.127
お茶の畑/漢方薬/納豆  
2015.3月 No.126
アブラナ/ジェネリック医薬品/人参  
2015.1月 No.125
ナンテン(南天)/安心して薬をのむために/ぶり  
2014.11月 No.124
菊花/ドライアイについて/黒糖  
2014.9月 No.123
ナツメ/タバコの害と禁煙方法/イチジク  
2014.7月 No.122
クコ/その痛みは、もしかして「帯状疱疹」?/西瓜(スイカ)  
2014.5月 No.121
ハトムギ/日焼け止めクリームについて/山椒(サンショウ)  
2014.3月 No.120
よもぎ/アルコール飲料を科学する/いちご  
2014.1月 No.119
ヤマノイモ/和食を見直そう/レンコン  
2013.11月 No.118
アロエ/糖尿病の検査/ヤーコン  
2013.9月 No.117
ウイキョウ/むくみ/さんま  
2013.7月 No.116 2013.7月 No116詳細へ
アサガオ/リビングウィル宣言/なす  
2013.5月 No.115 2013.5月 No115詳細へ
アカヤジオウ/歯周病/グレープフルーツ  
2013.3月 No.114 2013.3月 No109詳細へ
牡丹(ぼたん)/肩コリ/玉ねぎ  
線
2012.1月 No.113 2013.1月 No113詳細へ
オウレン/ノロウイルスによる胃腸炎/かぶ  
線
2012.11月 No.112 2012.5月 No109詳細へ
クチナシ(梔子)/ふえています糖尿病性腎症/鱈  
線
2012.9月 No.111 2012.5月 No109詳細へ
エビスグサ(生薬名:ケツメイシ)/冷え性/枝豆  
線
2012.7月 No.110 2012.5月 No109詳細へ
オニユリ/中性脂肪値だけが高いと言われたら/ズッキーニ  
線
2012.5月 No.109 2012.5月 No109詳細へ
カミツレ/「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」をご存知ですか?/パセリ  
線
2012.3月 No.108 2012.3月 No108詳細へ
コブシ/前立腺肥大/アサリ  
線
2012.1月 No.107 2012.1月 No107詳細へ
梅/インフルエンザ豆知識/ユリ根  
線
2011.11月 No.106 2011.11月 No106詳細へ
サフラン/お肌の保湿ケア/ぎんなん  
線
2011.9月 No.105 2011.9月 No105詳細へ
葛(クズ)/秋の花粉症/柿  
線
2011.7月 No.104 2011.7月 No104詳細へ
ウコン/あせも(汗疹)/とうもろこし  
線
2011.5月 No.103 2011.5月 No103詳細へ
ひなげし/不眠症/らっきょう  
線
2011.3月 No.102 2011.3月 No102詳細へ
木蓮/花粉症/ジャガイモ  
線
2011.1月 No.101 2011.1月 No101詳細へ
蝋梅/便秘/タコ  
線
2010.11月 No.100 2010.11月 No100詳細へ
ツワブキ/糖尿病/ラー油  
線
2010.9月 No.99 2010.9月 No98詳細へ
ドクダミ/糖尿病/イワシ  
線
2010.7月 No.98 2010.7月 No98詳細へ
ジギタリス/喫煙/モロヘイヤ  
線
2010.5月 No.97 2010.5月 No97詳細へ
クレソン/脱水/スナップエンドウ  
線
2010.3月 No.96 2010.3月 No96詳細へ
たけのこ/逆流性食道炎/アスパラガス  
線
2010.1月 No.95 2010.1月 No95詳細へ
クワイ/肩こり/ユズ  
線
2009.12月 No.94 2010.12月 No94詳細へ
リンゴ/高血圧/大根  
線
2009.9月 No.93 2009.9月 No93詳細へ
ザクロ/肺炎/くるみ  
線
2009.7月 No.92 2009.7月 No92詳細へ
ゲンノショウコ/痛風/プラム  
線
2009.5月 No.91 2009.5月 No91詳細へ
ソラマメ/酸素/豆乳  
2009.3月 No.90 2008.11月 No89詳細へ
ハハコグサ(キク科)/めまい/春キャベツ  
2008.11月 No.89 2008.11月 No89詳細へ
沈丁花(ジンチョウゲ)/噛むことでいきいき生活/ゴボウ  
2008.11月 No.88 2008.11月 No88詳細へ
サザンカ(ツバキ科)/感染性胃腸炎(ノロウイルス)/リンゴ  
2008.9月 No.87 2008.9月 No87詳細へ
桔梗(キキョウ) / 骨粗鬆症 / ピーマン  
2008.7月 No.86 2008.7月 No86詳細へ
トマト(ナス科) / 中耳炎 / シシトウガラシ  
2008.5月 No.85 2008.5月 No85詳細へ
こごみ / メタボリックシンドローム / アボガド  
2008.3月 No.84 2008.3月 No84詳細へ
イチゴ(バラ科) / 排尿のトラブル / 雑穀  
2008.1月 No.83 2008.1月 No83詳細へ
シクラメン / 鉄欠乏性貧血 / ホウレンソウ  
2007.11月 No.82 2007.11月 No.82詳細へ
クルミ(クルミ科) / じんま疹(蕁麻疹) / やまいも  
2007.9月 No.81 2007.9月 No81詳細へ
イチジク / 突発性難聴 / みょうが  
 
(c) Pharma Plan Co.,LTD. All Rights Reserved.