有限会社 ファルマ・プラン
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TOP > くらしとくすり(2018年11月 No146)
2018.11月 No.146
 
表紙


茶葉(ツバキ科ツバキ属チャノキの若葉)
「茶の花」が初冬の季語とされるように10月〜12月初旬に白色の花をつける。チャノキの主に新芽にカフェイン、カテキン、アミノ酸(テアニン)等が豊富に含まれており、飲用として利用されている。  

 

いい塩梅で健康長寿!!(減塩と血圧)

【いい塩梅で健康長寿!!】
高血圧とは収縮期血圧/拡張期血圧のどちらか一方、あるいは両方の血圧の数値が140/90mmHg以上になることをいいます。
日本人で高血圧と診断され治療を受けている患者数は1,000万人以上(平成26年度)と言われ、なかでも福島県の高血圧の患者数は山形県に次いで全国ワースト2位となっています。
血圧が高い状態が続くと心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気や脳出血などの脳血管の病気をもたらすことがあります。
血圧を上げる要因は様々ありますが、今回は食塩の摂取量と血圧との関係についてとり上げてみます。

【どうして食塩の摂りすぎは血圧を上げるの?】
食塩(塩化ナトリウム)を摂りすぎると血液の中のナトリウムが増え、それを薄めようと血管の中に水分を取り込みます。結果的に体内を循環する血液の量が増え血管の壁にかかる圧力が高くなり、血圧を上げると考えられています。食塩の影響は個人差がありますが影響が少ない方であっても生活習慣病を予防する為に減塩が大切です。

【1日の食塩摂取量の目標値は?】

日本人の食塩摂取目標(1日あたり)
成人男性 8g未満
成人女性 7g未満
高血圧の人(男女) 6g未満

福島県民の食塩摂取量は平成28年度調べで男性11.9g、女性9.9gと全国平均よりも上回っています。

【おいしく続けよう減塩食】
しょっぱいものを好んでいた人が減塩を始めると、食事がおいしく感じられす食欲が湧かなくなる傾向もあるため、おいしく続けられる食事のポイントをご紹介します。

《食材の工夫》
〇新鮮な旬の食材を選ぶと素材の味を生かすことができるので、減塩してもおいしくいただくことができます。ナトリウムの排出を促す働きのあるカリウムや食物繊維が豊富に含まれる海藻や野菜をたっぷりと摂りましょう。加工品には相当な量の塩分が使われているので利用はほどほどにしましょう。

《調理の工夫》
〇こんぶやかつお節などでおいしい出汁を取ることで塩味が薄くても旨みアップでおいしくなります。献立にメリハリをつけ、好きな料理は味付けを変えずに他のおかずで減塩するなど工夫してみましょう。減塩食品を使うのもよいでしょう。

《食べ方の工夫》
〇麺類の汁ものは残しましょう。
〇ソースなどの調味料はかけずにつけて、付け足さない。
〇スナック菓子やナッツ類などのおつまみの摂り方に注意しましょう。

台所は薬の宝庫 切り干し大根
切り干し大根

切り干し大根の歴史は、古く江戸時代から食べられていた乾物で、大根を細く切り、天日で干して乾燥させた栄養価の高い食材です。

大根を太く縦に切って干した「割り干し大根」、輪切りにして紐に通して干す「丸切り大根」、いちょう切りにして干す「花切り大根」、一度ゆでてから干す「ゆで干し大根」など、その土地で生まれ、風土に合った切り干し大根が作られ、常備菜としても重宝されています。

切り干し大根が生の大根より栄養価が高いのは、太陽の光を浴びることで、水分量が減って、甘味が増し、紫外線や酵素によって栄養素が増えるからです。

主な栄養素は、歯や骨を丈夫にするカルシウム、貧血を予防する鉄分、動脈硬化予防や便秘予防・美肌などにもよい食物繊維、代謝を促進させるビタミンB1やB2が含まれており、ビタミンは、生の大根の10倍以上含まれています。ただし、不溶性の食物繊維のため摂り過ぎると便秘を招く可能性があるため注意が必要です。

他にも切り干し大根には、二日酔いで弱った肝臓や胃腸を回復し食欲を増進させる作用や身体を温めて冷え性を予防する働きもあります。

調理をする際は、戻し汁に栄養素がふくまれているため、捨てずに煮物など一緒に調理しましょう。

最近は、乾物をヨーグルトにつけて戻すのがおすすめで、植物性にはない動物性のタンパク質や、カルシウムも摂ることができます。

栄養効果の高い切り干し大根を、日常の食生活に積極的に取り入れてはいかがでしょうか。

 
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