有限会社 ファルマ・プラン
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2019.1月 No.147
 
表紙


フクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属)
旧暦の元旦の頃に黄金色の花が咲いたことから、幸福の「福」と、めでたい長寿の「寿」をあてて、福寿草と名づけられました。根は生薬(福寿草根「フクジュソウコン」)として強心、利尿を目的に用いられます。  

 

皮膚乾燥

今年は曖冬ということですが、やはり寒い。この時季は皮膚が乾燥し、痒みが生じたりする方も多いと思います。そこで今回は皮膚乾燥についてのお話です。

【皮膚の構造】
皮膚は3層に分かれており、表面を覆っている部分が、表皮です。表皮の大部分が角質層ですが、角質層は主に角化細胞と、その隙間を埋めるセラミド(細胞間脂質)で構成されています。セラミドは細胞同士をつなぎ合わせ、肌の内側から水分が蒸発するのを防いだり、外的刺激から皮膚を守ったりしています。

皮膚の構造

【皮膚の役割l】
・外的刺激から守る(紫外線、細菌、熱など)
・体温調節(発汗など)
・いらないものを排泄する
・感覚を感じ取る(暑さや寒さ痛みなど)

【どうして冬場は皮膚が乾燥しやすいのか?】
冬の皮膚の乾燥は気温も原因の一つです。気温が低くなると空気中に含まれる水分量が低下し空気が乾燥します。また寒くなると、体温を上げようと血管が収縮し、血液の流れが悪くなって皮膚に養分が行きわたりにくくなります。水分、養分が不足するとセラミドの働きも低下し、さらに肌の内側から水分が蒸発し、失われていきます。

【ケア】
〇石けんはよく泡立て、角質層を傷つけないようゴシコシ洗わす、やさしく洗いましょう。
〇エアコンの室内温度を低めに設定し、ぬれタオルや加湿器などを利用して室内の湿度を保ちましょう。
〇バランスの良い食事を摂りましょう。極端なダイエットや、偏食はよくありません。サバなどの魚に多く含まれるオメガ-3系の油はセラミドを作る材料になります。肉、野菜、魚とバランスよく摂りましょう。
〇睡眠不足も肌乾燥につながります。十分な睡眠をとりましょう。


台所は薬の宝庫 ネギ
ネギ

「ネギ」は寒い時季、体を温めるお鍋やうどんに欠かせない食材の一つです。

〜ネギの分類と栄養素〜

ネキは大きく分けて白ネギ(長ネギ)、青ネギ(葉ネギ)、小ネギ(万能ネギ)に分けられます。
白ネギと、青ネギ・小ネギでは、含まれる成分が異なります。青ネギ・小ネギの方が、ビタミンやミネラルなどが豊富に含まれ、白ネギには、におい成分のアリシンが多く含まれています。主な栄養素はビタミンA、C、βカロテンやカルシウムです。
アリシンは、糖質の代謝に必要なビタミンB1の吸収を助けてくれます。また新陳代謝が高まり、体を温め、血行をよくして肩こりや疲労回復が期待されます。その他、強い殺菌作用もあるため、食中毒や風邪予防に役に立つと言われています。

〜食べ方の工夫〜

オススメの食べ方は、青色の部分は香りがいいので、炒め物や薬味として、白い部分は甘味があるので、焼き鳥や煮込み料理に使うと美味しいものです。ビタミンB1を豊富に含む豚肉や納豆などと合わせて摂取するのもオススメです。調理する場合は、なるべく栄養を逃がさないよう、食べる直前に調理しましょう。

〜上手な選び方〜

新鮮なネギの選び方は、白い部分が光沢のある白色をしており、青色の部分との境目がハッキリとしているものを選ぶようにします。
疲れている時、パワーをつけたい時、風邪予防にネギを食べてこの冬を乗り切りましょう!

 
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