有限会社 ファルマ・プラン
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2019.7月 No.150
 
表紙


クチナシ(アカネ科クチナシ属)
大型で純白の6弁花を咲かせて、徐々に黄色に変わり、強い香りを漂わせ、秋には橙赤色の果実をつけます。熟しても割れないため「口無し」の和名がつけられたとされています。この果実は黄色の染料として利用され、また漢方では山梔子または梔子として、消炎・利尿・鎮静で用いられます。

 

こむら返り

 「こむら返り」とは主に「ふくらはぎにおこる痙攣」のことです。運動中や睡眠中に起こりやすく、足の裏や指、太もも、胸など、体のどこにでも発生します。強い痛みを伴いますが、ほとんどの場合は数分間でおさまります。誰にでも起こりえますが、高齢者や妊婦の方は、夜間や朝方に不意に起こりやすいといわれています。

【こむら返りの原因】
1.肉体疲労(きつめの運動や立ち仕事などで足の血液循環が悪い時)
2.水分不足や発汗によるミネラルバランスの乱れ
3.冷え(血行不良による筋肉の硬直)
4.運動不足(体力や筋力が落ちている時)
筋肉の収縮や神経の伝達がスムーズに働くにはミネラル(カルシウムとカリウム)が関係しています。この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。特にマグネシウムが不足するとミネラルのバランスが崩れ筋肉が過剰に収縮する(足がつる)とされています。

【対処方法】
1.体の力を抜く
2.足の指を持ち、体の方へと引き寄せ、アキレス腱を伸ばす。(無理やり一気に伸ばすと筋肉や腱にダメージを与えて、肉離れを起こすことがあるので、ゆっくり伸ばす)
3.足首を回す。
4.再発を防ぐため膝を立てて寝る。(足を伸ばさないようクッション等を膝の裏に置き、足が伸びきらない状態にしておく)
5.漢方薬では、芍薬甘草湯が即効性がありますが、血圧の高い方などは主治医に相談しながらお飲みください。

【予防策】
1.ミネラル不足を防ぐ。
2.運動中や就寝前に水分補給をする。(スポーツドリンクや就寝前コップ1杯の水等)
3.筋肉をほぐす。リンパマッサージやストレッチをする。
4.身体を冷やさない。(寝る前のお風呂やレッグウォーマー等で足首を温める)

【予防におすすめの食べ物】
マグネシウムを含む食材:ヒジキ、ワカメ、アオサなどの海藻類、ナッツ類
カルシウムを含む食材 :牛乳やチーズなどの乳製品、豆腐などの大豆製品、しらすなどの小魚や骨ごと食べられるししゃもなどの魚
カリウムを含む食材:じゃがいもやさつまいもなどのイモ類、バナナやキウイなどの果物
その他筋肉の疲労に役立つタウリンやビタミンB1(豚肉や玄米、ウナギ等)が含まれた食材がおすすめです。
腎臓や心臓に疾患がある方は、主治医の指示に従い、過剰摂取に注意してください。

台所は薬の宝庫 トマト
トマト

トマトはナス科の野菜で、おいしい旬の時期は7月〜8月の夏です。西洋のことわざに「トマトが赤くなると医者が青くなる」「トマトのある家に胃病なし」などといわれ、健康野菜と親しまれてきました。

トマトはリコピンやβ‐カロテンなどのカロテノイド類を含んでいることから、美容野菜・抗酸化野菜として注目されています。その他、カリウムも多く含まれていることから、浮腫みや便秘予防にも効果があると言われています。

【美味しいトマトの選び方】
 トマトを選ぶ際は、ずっしりと重く、皮にハリがあり全体が真っ赤に熟しているものを選ぶようにします。トマトは緑色から赤色に変化していくことで色素成分であるリコピンが増加するだけではなく、ビタミンC、Eや食物繊維量も増加していきます。その他、ヘタが緑色でピンと張っていることが新鮮な証拠です。

【注意点】
水分量が多い食材でもあるため、冷え性やお腹の弱い方はキンキンに冷やした生トマトを食べ過ぎると調子が悪くなってしまう可能性もあります。常温もしくはやや冷たい程度で食べ、心配な方は煮る・焼くなど火を加えたものを食べるようにしましょう。

【トマトの栄養素を引き出す調理法】
トマトに含まれるβ-カロテンは熱に強く、油と一緒に摂ると吸収が良くなります。カリウムは水に溶け出し、ビタミンCは熱に弱いので、油で短時間で炒めて片栗粉でとろみをつけ、水分も一緒に摂るとよいでしょう。

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