有限会社 ファルマ・プラン
ぷらんたん薬局 〒960-8141 福島県福島市渡利字沼ノ町45 
TEL 024-523-1628 / FAX 024-523-1629 
E-mail : m-otuka@purantan.net 
printemps pharmacy
くらしとくすり 最新号
わたり店
ささや店
iino店
くらしとくすり
取扱商品情報
インフォメーション
投書箱
実習案内
採用情報
会社情報
リンク
トップページ
個人情報の取扱い
サイトマップ
TOP > くらしとくすり(2019年7月 No150)
2019.7月 No.150
 
表紙


クチナシ(アカネ科クチナシ属)
大型で純白の6弁花を咲かせて、徐々に黄色に変わり、強い香りを漂わせ、秋には橙赤色の果実をつけます。熟しても割れないため「口無し」の和名がつけられたとされています。この果実は黄色の染料として利用され、また漢方では山梔子または梔子として、消炎・利尿・鎮静で用いられます。

 

こむら返り

 「こむら返り」とは主に「ふくらはぎにおこる痙攣」のことです。運動中や睡眠中に起こりやすく、足の裏や指、太もも、胸など、体のどこにでも発生します。強い痛みを伴いますが、ほとんどの場合は数分間でおさまります。誰にでも起こりえますが、高齢者や妊婦の方は、夜間や朝方に不意に起こりやすいといわれています。

【こむら返りの原因】
1.肉体疲労(きつめの運動や立ち仕事などで足の血液循環が悪い時)
2.水分不足や発汗によるミネラルバランスの乱れ
3.冷え(血行不良による筋肉の硬直)
4.運動不足(体力や筋力が落ちている時)
筋肉の収縮や神経の伝達がスムーズに働くにはミネラル(カルシウムとカリウム)が関係しています。この2つのミネラルを調整しているのがマグネシウムです。特にマグネシウムが不足するとミネラルのバランスが崩れ筋肉が過剰に収縮する(足がつる)とされています。

【対処方法】
1.体の力を抜く
2.足の指を持ち、体の方へと引き寄せ、アキレス腱を伸ばす。(無理やり一気に伸ばすと筋肉や腱にダメージを与えて、肉離れを起こすことがあるので、ゆっくり伸ばす)
3.足首を回す。
4.再発を防ぐため膝を立てて寝る。(足を伸ばさないようクッション等を膝の裏に置き、足が伸びきらない状態にしておく)
5.漢方薬では、芍薬甘草湯が即効性がありますが、血圧の高い方などは主治医に相談しながらお飲みください。

【予防策】
1.ミネラル不足を防ぐ。
2.運動中や就寝前に水分補給をする。(スポーツドリンクや就寝前コップ1杯の水等)
3.筋肉をほぐす。リンパマッサージやストレッチをする。
4.身体を冷やさない。(寝る前のお風呂やレッグウォーマー等で足首を温める)

【予防におすすめの食べ物】
マグネシウムを含む食材:ヒジキ、ワカメ、アオサなどの海藻類、ナッツ類
カルシウムを含む食材 :牛乳やチーズなどの乳製品、豆腐などの大豆製品、しらすなどの小魚や骨ごと食べられるししゃもなどの魚
カリウムを含む食材:じゃがいもやさつまいもなどのイモ類、バナナやキウイなどの果物
その他筋肉の疲労に役立つタウリンやビタミンB1(豚肉や玄米、ウナギ等)が含まれた食材がおすすめです。
腎臓や心臓に疾患がある方は、主治医の指示に従い、過剰摂取に注意してください。

台所は薬の宝庫 トマト
トマト

トマトはナス科の野菜で、おいしい旬の時期は7月〜8月の夏です。西洋のことわざに「トマトが赤くなると医者が青くなる」「トマトのある家に胃病なし」などといわれ、健康野菜と親しまれてきました。

トマトはリコピンやβ‐カロテンなどのカロテノイド類を含んでいることから、美容野菜・抗酸化野菜として注目されています。その他、カリウムも多く含まれていることから、浮腫みや便秘予防にも効果があると言われています。

【美味しいトマトの選び方】
 トマトを選ぶ際は、ずっしりと重く、皮にハリがあり全体が真っ赤に熟しているものを選ぶようにします。トマトは緑色から赤色に変化していくことで色素成分であるリコピンが増加するだけではなく、ビタミンC、Eや食物繊維量も増加していきます。その他、ヘタが緑色でピンと張っていることが新鮮な証拠です。

【注意点】
水分量が多い食材でもあるため、冷え性やお腹の弱い方はキンキンに冷やした生トマトを食べ過ぎると調子が悪くなってしまう可能性もあります。常温もしくはやや冷たい程度で食べ、心配な方は煮る・焼くなど火を加えたものを食べるようにしましょう。

【トマトの栄養素を引き出す調理法】
トマトに含まれるβ-カロテンは熱に強く、油と一緒に摂ると吸収が良くなります。カリウムは水に溶け出し、ビタミンCは熱に弱いので、油で短時間で炒めて片栗粉でとろみをつけ、水分も一緒に摂るとよいでしょう。

レシピ

 
▲TOP
2019.5月 No.149
ネズミモチ(モクセイ科) /血糖値スパイク(隠れ高血糖)に気をつけよう!!/アスパラガス  
2019.3月 No.148
延胡索(エンゴサク)ケシ科 /紫外線から肌や体を守ろう!/ブロッコリースプラウト  
2019.1月 No.147
フクジュソウ(キンポウゲ科フクジュソウ属) /皮膚乾燥/ネギ/  
2018.11月 No.146
茶葉(ツバキ科ツバキ属チャノキの若葉) /いい塩梅で健康長寿!!/切り干し大根  
2018.9月 No.145
ワレモコウ(バラ科) 生薬名 地楡(チユ)/今、注目の栄養素「フィトケミカル」とは?/里芋  
2018.7月 No.144
オニノヤガラ(ラン科オニノヤガラ属)/今話題の「エクオール」って何?/大豆  
2018.5月 No.143
ハナスゲ(ユリ科ハナスゲ属)/今からでも遅くない!筋力アップ!/小松菜  
2018.3月 No.142
カタクリ(ユリ科カタクリ属)/おなかから健康に(腸内フローラ)/ひじき  
2018.1月 No.141
ジャノヒゲ(蛇の鬚)/超悪玉コレステロール(レムナントコレステロール)を知ろう!/蓮根  
2017.11月 No.140
ウンシュウミカン/安心して薬を飲むために/シソ  
2017.7月 No.139
葛/熱中症に注意/シソ  
2017.5月 No.138
スイカヅラ/骨粗鬆症を防ごう/レタス  
2017.3月 No.137
アミガサユリ/朝食を毎日食べて脳出血のリスクをさげよう/さやえんどう  
2017.1月 No.136
アカマツ/冬場のお風呂の安全な入り方/まめもやし  
2016.11月 No.135
イノコヅチ・牛膝(ごしつ)/高齢者の不眠の悩み/さつまいも  
2016.9月 No.134
イネ/くすりと食べ物Q&A/セロリ  
2016.5月 No.133
カラスビシャク/健康食品について/ニラ  
2016.3月 No.132
コブシ/花粉症を予防する/ふき(蕗)  
2016.1月 No.131
クマザサ/運動をして 健康寿命をのばそう/昆布  
2015.11月 No.130
カリン/目薬のじょうずなつけ方/小豆  
2015.9月 No.129
アケビ/糖質と上手に付き合おう/干ししいたけ  
2015.7月 No.128
キキョウ(桔梗)/こわい歯周病/きゅうり  
2015.5月 No.127
お茶の畑/漢方薬/納豆  
2015.3月 No.126
アブラナ/ジェネリック医薬品/人参  
2015.1月 No.125
ナンテン(南天)/安心して薬をのむために/ぶり  
2014.11月 No.124
菊花/ドライアイについて/黒糖  
2014.9月 No.123
ナツメ/タバコの害と禁煙方法/イチジク  
2014.7月 No.122
クコ/その痛みは、もしかして「帯状疱疹」?/西瓜(スイカ)  
2014.5月 No.121
ハトムギ/日焼け止めクリームについて/山椒(サンショウ)  
2014.3月 No.120
よもぎ/アルコール飲料を科学する/いちご  
2014.1月 No.119
ヤマノイモ/和食を見直そう/レンコン  
2013.11月 No.118
アロエ/糖尿病の検査/ヤーコン  
2013.9月 No.117
ウイキョウ/むくみ/さんま  
2013.7月 No.116 2013.7月 No116詳細へ
アサガオ/リビングウィル宣言/なす  
2013.5月 No.115 2013.5月 No115詳細へ
アカヤジオウ/歯周病/グレープフルーツ  
2013.3月 No.114 2013.3月 No109詳細へ
牡丹(ぼたん)/肩コリ/玉ねぎ  
線
2012.1月 No.113 2013.1月 No113詳細へ
オウレン/ノロウイルスによる胃腸炎/かぶ  
線
2012.11月 No.112 2012.5月 No109詳細へ
クチナシ(梔子)/ふえています糖尿病性腎症/鱈  
線
2012.9月 No.111 2012.5月 No109詳細へ
エビスグサ(生薬名:ケツメイシ)/冷え性/枝豆  
線
2012.7月 No.110 2012.5月 No109詳細へ
オニユリ/中性脂肪値だけが高いと言われたら/ズッキーニ  
線
2012.5月 No.109 2012.5月 No109詳細へ
カミツレ/「後発医薬品(ジェネリック医薬品)」をご存知ですか?/パセリ  
線
2012.3月 No.108 2012.3月 No108詳細へ
コブシ/前立腺肥大/アサリ  
線
2012.1月 No.107 2012.1月 No107詳細へ
梅/インフルエンザ豆知識/ユリ根  
線
2011.11月 No.106 2011.11月 No106詳細へ
サフラン/お肌の保湿ケア/ぎんなん  
線
2011.9月 No.105 2011.9月 No105詳細へ
葛(クズ)/秋の花粉症/柿  
線
2011.7月 No.104 2011.7月 No104詳細へ
ウコン/あせも(汗疹)/とうもろこし  
線
2011.5月 No.103 2011.5月 No103詳細へ
ひなげし/不眠症/らっきょう  
線
2011.3月 No.102 2011.3月 No102詳細へ
木蓮/花粉症/ジャガイモ  
線
2011.1月 No.101 2011.1月 No101詳細へ
蝋梅/便秘/タコ  
線
2010.11月 No.100 2010.11月 No100詳細へ
ツワブキ/糖尿病/ラー油  
線
2010.9月 No.99 2010.9月 No98詳細へ
ドクダミ/糖尿病/イワシ  
線
2010.7月 No.98 2010.7月 No98詳細へ
ジギタリス/喫煙/モロヘイヤ  
線
2010.5月 No.97 2010.5月 No97詳細へ
クレソン/脱水/スナップエンドウ  
線
2010.3月 No.96 2010.3月 No96詳細へ
たけのこ/逆流性食道炎/アスパラガス  
線
2010.1月 No.95 2010.1月 No95詳細へ
クワイ/肩こり/ユズ  
線
2009.12月 No.94 2010.12月 No94詳細へ
リンゴ/高血圧/大根  
線
2009.9月 No.93 2009.9月 No93詳細へ
ザクロ/肺炎/くるみ  
線
2009.7月 No.92 2009.7月 No92詳細へ
ゲンノショウコ/痛風/プラム  
線
2009.5月 No.91 2009.5月 No91詳細へ
ソラマメ/酸素/豆乳  
2009.3月 No.90 2008.11月 No89詳細へ
ハハコグサ(キク科)/めまい/春キャベツ  
2008.11月 No.89 2008.11月 No89詳細へ
沈丁花(ジンチョウゲ)/噛むことでいきいき生活/ゴボウ  
2008.11月 No.88 2008.11月 No88詳細へ
サザンカ(ツバキ科)/感染性胃腸炎(ノロウイルス)/リンゴ  
2008.9月 No.87 2008.9月 No87詳細へ
桔梗(キキョウ) / 骨粗鬆症 / ピーマン  
2008.7月 No.86 2008.7月 No86詳細へ
トマト(ナス科) / 中耳炎 / シシトウガラシ  
2008.5月 No.85 2008.5月 No85詳細へ
こごみ / メタボリックシンドローム / アボガド  
2008.3月 No.84 2008.3月 No84詳細へ
イチゴ(バラ科) / 排尿のトラブル / 雑穀  
2008.1月 No.83 2008.1月 No83詳細へ
シクラメン / 鉄欠乏性貧血 / ホウレンソウ  
2007.11月 No.82 2007.11月 No.82詳細へ
クルミ(クルミ科) / じんま疹(蕁麻疹) / やまいも  
2007.9月 No.81 2007.9月 No81詳細へ
イチジク / 突発性難聴 / みょうが  
 
(c) Pharma Plan Co.,LTD. All Rights Reserved.