絹さやは、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンCなど)やミネラルなどの栄養を豊冨に含み、春から初夏にかけて旬をむかえます。
長さ5cm前後で、「豆」が大きくなる前の若いサヤをいい、そのサヤはしなやかで柔らかく、「絹」の手触りにも似ています。
名称の由来は収穫した時にサヤ同士がこすれる時の音が絹織の衣服がこすれる時の音に似ているからだそうです。
爽やかな緑色で、シャキシャキとした食感とほのかな甘みは、煮物や炒め物、和え物など、さまざまな料理として用いられます。
[栄養と効率のよい摂り方]
絹さや+ナッツ類 抗酸化作用の強いβ-カロテン(ビタミンA)・ビタミンCと、ナッツ類などに豊富に含まれるビタミンEを一緒に取ることで、抗酸化作用の効果がさらにアップします。
絹さや+にんにく+玉ねぎなど ビタミンB1はにんにくや玉ねぎなどの辛み成分であるアリシンと組み合わせることで、効率よく摂取することができ、疲労回復やスタミナアップが期待されます。
[選び方]
サヤがみすみすしい緑色をしてハリがあり、水分がたっぷり含まれているしっかりとしたものを選びます。サヤが薄く豆のふくらみが小さいものを選びましょう。
[保存方法]
乾燥に弱く、放置しておくとすぐにしんなりとしてしまいます。乾燥しないようにビニールかポリ袋などに入れ、野菜室に入れます。
「下茹でして冷凍保存」
一度さっと塩荀でしたものを小分けして冷凍します。この時よく水気をきり、それぞれが重ならないように広げて冷凍し、凍ってから密封袋などに入れておくと使いたい時に必要な分だけを取リ出しやすくなリます。
|