近年、体温が36度以下という「低体温」の人が増えているといわれています。
健康な人の体温は36.5〜37.1度。体温が下がると、血流が悪くなり、免疫システムが正常に働かなくなることでウイルスや細菌に負けてしまいます。
その原因の一つには、ビタミン・ミネラル摂取の不足が関係しているといわれています。
今の野菜は、昔に比べてビタミン・ミネラルが激減しています。昔ほど野菜を食べなくなり、栄養が一番多く含まれている皮の部分も捨てるようになりました。さらにミネラルをたっぷり含んだ塩やにがり、海藻もとらなくなりました。それに追い打ちをかけて、砂糖や脂質の過剰摂取、また、加工食品に含まれるリン酸塩等の合成添加物が、口に入ったビタミン・ミネラルの吸収を妨げ、体内にかろうじて残っていた微量栄養素まで消費してしまっています。このミネラル不足が、低体温、免疫力低下だけでなく、便秘、精神不安定、集中力低下、無感動などの原因であることが分かってきています。
【チャレンジ方法】
1.必要な微量栄養素は海のものでとる
煮干し(いりこ)を頭ごと毎日10匹食べる。昆布、小魚もOK。
2.旬の野菜を皮、芯ごと食べるようにする。分づき米のごはんや麦飯を食べる。
1口30回を意識して噛む
3.おなかを発酵させる食べ物を毎日食べる。
(味噌、たくあん、漬物、納豆、うめぼし、醤油など)
※原材料がシンプルなもの
上記の1、2、3を合わせて、いりこ昆布入り、野菜たっぷりみそ汁を1日1
杯以上とるのもよいでしょう。(塩分、水分制限がある方は、医師に相談
しましょう)
4.栄養をむだに使わない
ジュースや甘いもの、お菓子をひかえる。
水分は水かお茶にする。
5.免疫力を減らさない
毎日20〜30回 あいうべ体操。
口呼吸をひかえる。
感謝の気持ちを口に出す(ありがとう・ごめんね)。笑う。
しっかり寝る。
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