「異所性脂肪」とは、皮下脂肪、内臓脂肪とは異なる、第3の脂肪と呼ばれ、皮下や内臓の脂肪組織に入りきれなくなった脂肪が、本来は脂肪がつかない肝臓、膵臓、心臓など臓器周辺や筋肉に溜まることをいいます。脂肪が臓器そのものに溜まるため、臓器本来の動きが損なわれ、放っておくとメタボリックシンドロームや糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病や動脈硬化、脂肪肝などの病気のリスクが高くなります。 肥満の方はもちろん、やせの方であっても脂肪組織に蓄えることが出来る貯蔵力が小さいため、異所性脂肪を蓄積してしまうこともあります。
【脂肪の種類】

【異所性脂肪がついている可能性があるサイン】 (チェック項目が多いほど要注意)

【異所性脂肪の蓄積を予防するために】
基本は食事と運動。偏った食事や運動不足を改善することが大切です。

最後に、食事をとる際は、野菜を先に食べることを意識し、よく噛んで、まとめ食いやながら食いはやめ、脂肪のつきにくい生活を身につけましょう。
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