有限会社 ファルマ・プラン
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TOP > くらしとくすり(.2005.01月 No65)
2005年1月 No.65
 
表紙
1月の表紙:オウレン(キンポウゲ科)オウレン(キンポウゲ科)
白く小さな花を雪解けと同時に咲かせます。
根は黄色で、健胃・整腸の目的で利用されています。

ビタミン
・ビタミンとは
 ビタミンという名前には生命( vital )に必要な有機化合物( amine )という意味があります。ビタミンは 「 微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず自分で作ることができない化合物 」 と定義されていて、たんぱく質、脂質、糖質、ミネラルとともに 5大栄養素の一つを担う栄養素であり、他の栄養素の機能を助けたりバランスをとるためにかかせません。
  一般的にビタミンと呼ばれるものはビタミンA、D、E、B1、B2、B6、B12、C、K、ナイアシン、葉酸、ビオチン、パントテン酸の 13種あり、そのうちビタミンKを除く 12種類が栄養機能食品に指定されています。

  ビタミンのうちいくつかを紹介します。
ビタミンA 働き 夜間の視力の維持、皮膚や粘膜の健康維持を助ける
欠乏症 夜盲症など
ビタミンD 働き カルシウムの吸収を促進。骨の形成を助ける
欠乏症 くる病、骨軟化症、低カルシウム血症など
ビタミンB1 働き 炭水化物からエネルギーをつくる
皮膚や粘膜の健康維持を助ける
欠乏症 脚気など
ビタミンB6 働き たんぱく質からのエネルギーの生産
皮膚や粘膜の健康維持を助ける
欠乏症 口内炎、口角炎など
葉酸 働き 赤血球の形成を助ける。胎児の正常な発育に寄与する
欠乏症 巨赤芽球性貧血など。妊娠初期に適量とると良い
ビタミンE 働き 抗酸化作用
欠乏症 血行不良、月経不順など
ビタミンB12 働き 赤血球の形成を助ける
欠乏症 巨赤芽球性貧血、知覚異常など
 
・ビタミンの上手なとり方
脂溶性ビタミン… ビタミンA、D、E、K
貯蓄されやすいのでとりすぎると過剰症になることがある。適量を守って接種するのがよい。油炒めやドレッシングとあえるなど、油分とあわせて食べると効率よく摂取しやすい。
水溶性ビタミン… ビタミンB1、B2、B6、B12、C、葉酸、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸
体内で水に溶けて尿とともに排出されるため、過剰症は起こりにくい。
 日本の食生活は欧米化により肉食が多くなりましたが、一方で、ビタミンが不足しがちです。ビタミン不足だとせっかく取った栄養をうまく代謝できず脂肪としてためてしまいます。ビタミンが適量とれるようバランス良い食事をこころがけましょう。
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台所は薬の宝庫 〜 酢 〜
  酢には様々な健康効果があります。酢は、中性脂肪を分解する酵素の働きを活発にし、動脈硬化の予防に効果があると言われています。また、酢には血液の粘土を下げる作用、いわゆる「血液サラサラ」効果があるので、血の巡りが良くなり冷え性や肩こりの改善にも役立ちます。さらに、酢を摂取すると体内の代謝活動が活発になるので、脂肪の燃焼や疲労物質である乳酸の燃焼を助け、ダイエットや疲労回復に効果が得られるのです。
  最近では、スーパーでも様々な酢が売られていますが、特に黒酢や玄米酢には、悪玉コレステロールに効くと言われるアミノ酸などの成分が豊富に含まれています。また、リンゴ酢には、代謝促進の効果があるミネラルなどが多く含まれているようです。
  では、どのようにして毎日酢を摂取すればよいのでしょうか?簡単なのは、ドリンクとしてのむ方法です。さかずきいっぱい程度を水やソーダ水、好みのジュースなどで薄めて飲みます。酢をそのまま飲むと胃に負担がかかる恐れがあるので注意が必要です。お酢ドリンクにハチミツを少量入れるのもおすすめです。特に運動後などからだが疲れたときには、酢と糖分を一緒に摂取することで、さらに疲労回復に効果的です。ドリンクとして飲用するほかに、料理の調味料として利用する方法もあります。健康を気遣って塩を控えめにすると、料理は味気ないものになりがちですが、酢を上手に利用することで、おいしい減塩食にすることができます。
  その他にも酢には、ストレス解消、カルシウムの吸収を良くする、殺菌作用など様々な効果があります。健康増進のため、もっと酢を積極的に利用してはいかがでしょうか?
 
 
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レンギョウ(モクセイ科) / 動脈硬化とは / ニシン  
 
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