有限会社 ファルマ・プラン
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TOP > くらしとくすり(.2007.9月 No81)
2007年9月 No.81
 
表紙
9月の表紙:イチジク ( 無花果 )イチジク ( 無花果 )
原産地はアラビア地方で日本には、江戸時代の17世紀後半に渡って来ました。花が見えないのに果実がなるということで 「 無花果 」 と名前がついていますが、実であると思っているイチジクは本当は花なのです。実も葉も胃腸病や痔に特攻があります。
突発性難聴
 
突発性難聴とは
  ある日、突然に片方の耳が聴こえなくなる耳の病気です。難聴になった側の耳で、耳鳴り症状がたいていの場合、出現します。また時にめまいを伴うことがあります。めまいはぐるぐる回る回転性のこともあり、地震のようにぐらぐらする動揺感だけのこともあり、その状態が数10分から数日間続きます。しかし、一過性で繰りかえすことはありません。
 
耳の構造と働き
  外耳は音を集め、中耳まで届ける。中耳は音の振動を調整して蝸牛に伝える。内耳のうち、蝸牛は音の振動を脳に伝える信号に変換する。三半規管は主に回転運動、耳石器は体の傾きや重力を感知する。蝸牛神経は蝸牛からの情報を脳に伝え、前庭神経は三半規管と耳石器の情報を脳に伝える。
 
難聴の治療  突発性難聴は、蝸牛神経に炎症が起きて障害されると難聴が現れます。炎症が隣り合う前庭神経にまで及ぶとめまいを伴います。炎症の原因はウィルスのほか、神経に酸素と栄養を与えている血管の障害などが関係していると考えられています。はっきりわかってはいませんが、かぜをひいた時や疲労がきっかけで発症しやすくなるようです。予後を左右する要因としては以下のことが明らかとなっています。
 (1) 入院安静治療を行う
 (2) 発症から治療開始までの期間が短い
 (3) 初診時、感音(*)難聴の程度が軽い
 (4) めまいを伴っていない
* 感音難聴とは外耳に異常がなく、内耳から大脳皮質までのあいだに障害があって生じる難聴。

 治療の中心となるのは、薬物治療(主にステロイドホルモン薬)です。突発性難聴は、治療することが可能な数少ない感音難聴ですが、治療が遅れると聴力回復がむずかしくなります。難聴が発症したら、すぐに受診することが大切です。
 
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台所は薬の宝庫 〜 海苔 〜
みょうが  ショウガ科ショウガ属の多年草で、日本では北海道以外の地域で広く自生しています。原産は大陸と言われており、主に東アジアの広域で自生していますが、現在栽培され食用として用いるのは、日本以外では韓国の一部と台湾だけだそうです。
  みょうがを食べると物忘れをするなどという、釈迦の弟子にまつわる俗説があります。 [ 自分の名前も忘れるほど物忘れのひどい弟子に、釈迦が名札を下げさせていました。この弟子の死後に墓から見慣れぬ草が生えたので、名札を荷ったという意味の茗荷 ( みょうが ) と名付けられた ] ということで、科学的に根拠のあることではありません。
  地下茎から出る若芽を光に当てずに栽培した棒状のものを 「 みょうがだけ 」、つぼみ状のものは「花みょうが」「みょうがの子」と言われますが、これは花穂で、内部につぼみがたくさんあり、次々と花を咲かせます。花みょうがは 6〜7月に出回るものを「夏みょうが」、8〜10月に出回るものを「秋みょうが」と言います。秋みょうがのほうが赤く、香りや味が良いとされています。
  香りの成分はα-ピネンといい、食欲増進と消化促進、そして発汗、呼吸、血液循環などの機能を促す作用があります。また、殺菌作用もあるので薬味として用いるのに適しています。覚醒作用、解毒の効果もあるとされており、辛味成分はのどの痛みをとる、口内炎に効果があると言われています。
  選ぶときには、小ぶりで身がしまったものを選ぶと良いでしょう。花が咲いてしまっているものは味が落ちます。アクがあるので、薬味として用いる場合はよく水にさらします。ただし、長時間つけるぎると香りや薬効成分が抜けてしまうので注意しましょう。
 
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