ジギタリス「別名キツネノテブクロ」

• その喫煙はもしかして「依存症」？
• 台所は薬の宝庫　モロヘイヤ
  
  

　 あなたが喫煙を続ける理由は何ですか？「喫煙は健康に悪い」とわかっているのに禁煙できないのは、なぜでしようか？
　今年の10月からタバコは1本につき5円（1箱100円）の値上げになります。これを機会に禁煙にチャレンジしようとする人も多いようです。

ニコチン依存症
　喫煙すると夕バコの煙に含まれる二コチンが数秒で脳に達し、快感を生じさせる物質（ドパミン）を放出させます。ドパミンが放出されると、喫煙者は快感を味わいます。同時に、またもう一度喫煙したいという欲求が生じます。その結果、次の一本を吸って再び快感を得ても、さらに次の一本が欲しくなるという悪循環に陥ります。この状態が二コチン依存症です。禁煙が容易ではない原因は、二コチンには麻薬にも劣らない強い依存性があるからなのです。

タバコの煙
　夕バコの煙には、200種類以上の有害物質が含まれており、そのうち40種類以上に発ガン性があることがわかっています。
　喫煙はガンを始め呼吸器の病気になりやすく、動脈硬化を促進させるなど、様々な健康被害をもたらします。
　また、夕バコの煙には喫煙者本人が吸い込むr主流煙」と、火のついたタバコの先端から立ち上【まる「副流煙」があります。
　有害物質は副流煙の方が多く、二コチンは2.8倍・タール3.4倍・一酸化炭素4.7倍・アンモ二ア46倍と、夕バコを吸わされる受動喫煙によって周囲の人にも悪影響を与えています。
　家族に気を使い、べランダなどで喫煙する人を［蛍族」と呼んだりしますが、蛍族の喫煙は近隣の住宅にも夕バコの煙が入り、受動喫煙害を拡大させているのです。

喫煙補助薬
「夕バコをやめよう」と決意しても、なかなかやめられない場合のために、禁煙補助薬があります。
薬の効き方によって2種類に分類されます。

医師の処方による薬は健康保険が適用になります。詳しいことは、医師・薬剤師に気軽にご相談ください。

肺の機能は禁煙を始めて2週間〜3ヶ月で回復がみられ、咳や息切れも1〜9ヶ月で改善されるとのことです。禁煙を始めるのに遅すぎることはないようです。

　モロへイヤは、古代からインドや工ジプトを中心とした中近東で広く栽培・利用されてきました。「モロへイヤ」というのは、アラビア語で「王様の野菜」という意味。どんな薬を飲んでも治らない重病の王様がモロへイヤスープを飲んで治ったとか、王様以外には食用が禁じられていたなどの古代エジプトの話に由来しているようです。日本に入ってきたのは20年位前ですが、今では各地で栽培されています。
　モロへイヤには、身体の抵抗力を高めるβ−力ロテンやビ夕ミンC、疲労回復を促すビ夕ミンB1、B2などのビタミン類、そして力ルシウム、マグネシウムなどのミネラル分が多く含まれています。ホウレンソウや小松菜と比べても、同じくらい栄養価が高いです。
　モロへイヤの特徴は、刻むとネバネバが出てくることです。このネバネバが消化器の粘膜を保護して消化不良や食欲不振を防ぎ、夏バテなどで疲れた胃のトラブルを予防します。